注文住宅を建てる際に起こりがちなトラブルを事前に知っておこう!

公開日:2022/09/15


住宅の購入は、人生の中でもっとも大きな買い物のひとつです。何度も経験することではないので、どのようなことに気をつければいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。とくに注文住宅はできあがるまで見えないことが多く、トラブルが起こりがちです。今回は、注文住宅を建てる際に起こりがちなトラブルについて説明します。

注文住宅を建てる際に起こりがちなトラブルとは?

注文住宅を建てる際に起こりがちなトラブルには、どのようなものがあるのでしょう。

まずは、工期が遅れてしまうケースが挙げられます。工事が始まってから引き渡しまでにかかる期間を工期と呼び、注文住宅の工期は4ヶ月ほどが一般的ですが、天気に恵まれなかったり天災が起こったりして、当初の予定通りに工事が進まないことがあります。もし引き渡しの日までに家が完成していなければ、住み始めることができません。現場を見学したときなどに工期に不安を感じたら、不動産会社や施工している業者に尋ねてみるといいでしょう。

着工前におこなった打ち合わせや作成した図面と、実際に完成した家に違いがあるというトラブルも少なくありません。本来であれば、住宅を注文した施主の許可を取らず、勝手に仕上がりの変更をするなどということはありえません。しかし、中には勝手に住宅の仕様を変更してしまう業者もいます。注文住宅を建てる際には、信頼できるしっかりした業者を選びましょう。着工前の話し合いでは、書面や図面を残しておくことも大切です。

家が完成して住み始めてみたら、不具合があったというのもよく聞くトラブルです。ドアや床に傷があった、壁紙がはがれていた、汚れていたといったものから、窓がドアの取り付けにミスがあった、水回りにトラブルがあったなど、さまざまな不具合が考えられます。引き渡しの前に細かいところまできちんとチェックして、気になることがあれば遠慮せずしっかり伝えましょう。

また、家が完成したあと気持ちよく新生活を始めるために、工事中の近隣トラブルにも注意しなければなりません。工事中は業者の車が道を塞いでしまったり、普段以上のホコリや騒音が増えたりで、近隣の住民に迷惑をかけることが考えられます。工事が始まる前には、近隣の住宅にあいさつをしておくといいでしょう。

ほかに、施主の希望やこだわりによって仕上がりと価格が左右される注文住宅では、金銭トラブルも起こりやすくなります。こだわりが強すぎて高額になりすぎてしまうケースや、大幅な値引きをしたために手抜き工事になってしまい不具合が多い家になってしまったというケースも少なくありません。

注文住宅のトラブルを防ぐ方法

ここでは、注文住宅のトラブルを防ぐ方法について説明します。一番大切なのは、全てのことを業者に任せっぱなしにしないことです。注文住宅を建てることは、人生でそう何回もあることではありません。わからないことがたくさんあって、ついつい業者に全てを任せてしまいがちになりますが、自分でも調べたり学んだりして知識を身につけるようにしましょう。

また、不動産屋さんや施工業者の担当者と密に連携を取り合うことも大切です。言葉だけの話し合いや専門的な図面は素人には分かりづらく、実際どのように話が進んでいるのか理解できないこともあります。「できあがった家が思っていたものと全然違っていた」などということにもなりかねません。そのようなことを防ぐためにも、担当者とは密に連絡を取り合うようにしましょう。自分がどのような家を思い描いているのか言葉でうまく説明できなければ、仕上がりのイメージに近い住宅の画像やイラストを用意するのも手です。業者によっては家の仕上がりがイメージしやすいように、模型やCGを作成してくれるところもあります。

うまく家のイメージが伝わってついに着工となったら、近隣の住宅への挨拶を忘れずにしておきましょう。家が完成してそこに住み始めたら、ご近所さんとして長く付き合っていく人たちです。自己紹介と工事の日程、工事で迷惑をかけるかもしれないことのお詫びをしっかり伝えましょう。留守だった場合は、後日改めて訪問します。それでも留守だったときには、ポストに挨拶状を入れておきましょう。工事が終わると、業者や一般の人に向けて内覧会がおこなわれます。そのとき、完成した住宅に不具合がないかどうかを、細かくチェックすることも重要です。不具合に気づくのが住み始めたあとだと、スムーズな対応をしてもらえず面倒になる場合があります。

内覧会の際には、カメラを持参するといいでしょう。気になる場所があったら撮影し、すぐ担当者に確認をすればトラブルが大きくならずにすみます。また金銭トラブルを防ぐために、家の完成前に現金一括払いはしないことも大切です。工事中に施工業者や不動産屋が倒産し、支払った代金が戻ってこないというトラブルも少なくありません。着工前に必要な支払金以外のお金は、家が完成したあとに支払いましょう。

注文住宅のトラブルを自力で解決できない場合は?

事前にどれだけ気をつけていても、思いもよらぬところからトラブルに発展してしまう場合もあります。起こってしまったトラブルを自力で解決できないときには、どのようにしたらいいのでしょうか。

まずは国民生活センターや法テラスといった、相談窓口に相談してみるという手があります。ほかには不動産会社や施工業者に関係ない第三者が家の審査や検査をしてくれる、第三者機関相談してみるのもいいでしょう。

また、建物の不具合や工事に問題があったときには、住宅瑕疵(かし)担保責任保険が適用になる場合があります。住宅瑕疵(かし)担保責任保険とは、住宅を施工した業者は施主に引き渡してから10年間、家の基本になる構造部分の問題と雨漏りに関しては無償で修理をしなければならないという保険です。法律で定められている保険なので、家の不具合が補償内容に該当するようでしたら施工業者にきちんと伝えましょう。

まとめ

今回は注文住宅を建てる際に起こりがちなトラブルとそのトラブルを防ぐ方法、トラブルを自力で解決できないときの対処法について説明しました。せっかくの注文住宅なのにトラブルが起こってしまったら、その後の生活にも大きな影響を与えてしまいます。注文してから引き渡しまで不動産会社や施工業者と密に連絡を取り、工事内容や工事の進み具合をこまめにチェックするようにしましょう。また工事前には近隣の住民に、挨拶をしておくことも大切です。夢とこだわりがつまったマイホームで素敵な新生活を始めるために、今回の記事をぜひ参考にしてください。

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