失敗したくない家づくり!注文住宅の間取りでよくある失敗例とは

公開日:2022/05/15

注文住宅

注文住宅を建築するとき、住みやすい家を造るために多くの希望を取り入れようと考えます。希望をたくさん取り入れるのは良いですが、生活動線を忘れると使いづらい家になってしまいます。ここでは、人生のなかでも大きな買い物となる、注文住宅の間取りで失敗しないためにはどうしたらよいのか解説いたします。

注文住宅でよくある間取りの失敗

以下は注文住宅を建築したあとに聞く、よくある失敗例です。

収納に関する失敗

玄関先にゴルフバックや自転車を置くスペースを作らず、玄関が圧迫されてしまった。部屋の収納は多く作ったので大丈夫と考えていたら、奥行きが浅く服をあまり掛けられなかった。ハンガーを掛ける棒が少なくコートを掛けられなかったなどが収納に関する失敗例です。

部屋のレイアウトに関する失敗

寝室の横に浴室を設置したら、寝ている間に親族が浴室を使いうるさい。洗濯機置き場からバルコニーに出るために子ども部屋を通らないといけないが、子どもが入ってこないでと言ってきた。玄関からリビングが丸見えになってしまったなどが部屋のレイアウトに関する失敗例です。

リビングに関する失敗

人気があると言われ設置したリビング階段から、調理の臭いが上階に伝わってきて気になってしまった。大きなリビングに加え、吹き抜けまで作ったら空調の効きが悪くなり、冬がつらくなってしまった。床暖房の位置が実際に使用する場所とずれていた、などがリビングに関する失敗例です。

水回りに関する失敗

浴室と洗面所を分けなかったため、入浴中に洗面所を使いづらくなってしまった。トイレをリビングに隣接して配置したため、来客中に家族がトイレを使用しづらい状況になってしまった。などが水回りに関する失敗例です。

コンセント、照明スイッチに関する失敗

コンセントの位置が家具を置きたい場所と被ってしまった。コンセントの数が足らず、配線が目立つようになってしまった。インターネット回線の配線を少なくしてしまい、ワークスペースの使い勝手が悪くなってしまった。

照明スイッチの高さが自分に合っておらず、暗闇の中で探さないといけなくなった。などがコンセント、照明スイッチに関する失敗です。

間取りの失敗や後悔を防ぐポイント

失敗を防ぐポイントは以下が考えられます。

家族と一緒に動線の確認をする

自分の感覚だけで決めず、家族との話し合いで動線をしっかり確認しておきましょう。しかし、家族全員の意見が一致するとは限らないでしょう。それぞれ考え方や目の付けどころも違いますので、それぞれが良いと思う動線、悪いと思う動線を確認してください。

動線は言葉だけだとわかりにくいので、図面に移動した線を書いてどのような流れになるのか見ながら家族で意見を交わしましょう。

音・熱・光・視線のように見えないものをチェックする

音や熱、光、視線については図面上には出てこない事項です。そのため、イメージをすることが大切です。リビングにソファーを置いたときに、光は当たるのだろうか、外からの人の目線は気になるだろうかと想像を膨らまして考えましょう。

普段の生活を思い返すのもいいと思います。例えば、深夜にお風呂に入ることが多く、すでに寝ている家族がいつもいるので寝室と浴室は離しておこうなど普段の生活から考えていくのも失敗を防ぐポイントです。

スケジュールに余裕を持つ

動線の確認、目に見えないものをイメージして考えておくという説明をしました。しかし、ゆっくりと家族が揃って確認をし、話し合うには時間が必要です。ハウスメーカーから図面が出てきて、家族で話し合う時間もないまま進めないといけないスケジュールは組まないようにしましょう。

急いで考えて、思いつかないまま多分大丈夫だろうと進めた結果、ずっとストレスが溜まる家に住むということになってしまうかもしれません。

注文住宅で間取りを決めるときのコツ

間取りを決めるコツには4つのポイントがあります。

今の住まいと比較する

今の住まいの不満点があれば、その不満点を満足するようにするにはどうしたらいいか考えればよいのです。今の住まいのキッチンが対面ではないので料理を食卓に運びづらいなら対面キッチンはどうだろう、収納が狭く一杯になるのであれば今の住まいの倍の収納を作ったらどうだろう、というように考えていきます。

生活をリアルにシミュレーションする

目に見えないものをイメージして考えることが大切と述べました。間取りを決めるコツとしても重要です。完成した間取り図を見て、住んだときにどうやって過ごしているのか、イメージが湧くようにしなければいけません。

家具の配置、生活をしている様子などが不自由なくできそうだということをシミュレーションしておきましょう。

周辺の環境を考える

間取り図だけ見ていると家に集中してしまいますが、周辺環境も同時に考えましょう。リビングが大通りに接していないか、隣の家との兼ね合いで光は入るのかなど、周辺のことも考慮して配置をしてください。

設計士と相談する

自分と家族の意見をしっかりと共有したら、それを設計士に話して確認します。こちらの希望とプロとしての意見を合わせれば間取りの失敗は起きなくなります。間取りの失敗は話し合い不足からくるものが大半を占めます

 

間取りを決めるためには、現状の住まいの不満の再確認と解消案を考えること、新しい家での生活を何度もシミュレーションすること、家族ととことん話し合うこと、これに尽きると思います。住んでから後悔しては遅いので、しっかり時間を取って考えて間取りを決めていきましょう。

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